オンライン講演会『セルフケア支援マスターへの道(入門編)』を開催しました
一般社団法人サービス管理責任者協会事務局です。
12月18日(土)に『セルフケア支援マスターへの道(入門編)』を開催しました。
今回の講演会は一般社団法人全国障害福祉事業者連盟(以下:全障連)との共催で行い、約70名の方にご参加をいただきました。
冒頭では、当協会の代表理事の亀山理事と全障連の藤田代表理事よりご挨拶をいただきました。
亀山理事からは、今回のテーマであるセルフケアの重要性を
藤田代表理事からは、サービス管理責任者の役割の重要性や質の底上げの重要性をお伝えいただきました。
その後、今回の講師である4bunnno3.com(よんぶんのさんどっとこむ) 就労定着デザイナー 北村 尚弘 氏によるセルフケアについてのお話をいただきました。
ここで、講演会の中で印象的だった内容について何点かご紹介させていただきます。
1:いまここ、という価値観
こころが彷徨っている方は「いま」を生きていないという事が分かりました。彼らの大半が「過去の記憶」を生きていて、過去をずっと後悔しています。
過去の事実は変えられないですが、過去の捉え方は変えることができます。また、未来を変えることはできませんが、今の過ごし方で未来のあり方は変わっていきます。
「いま」の時間を生きていないと言っている彼らにとって、「いま」の時間を生きさせる役割が支援者としてはあると思っています。
2:配慮とは
「配慮」とはできないことを言うことではなく、どうやったら出来るのか考えることです。
例えば、職場なので「〇〇ができません」と言って認めてもらうことが配慮と思っていて、一方で認めてしまう人が多いです。
「できない」と言われたことに対して、どうやったら出来るのかを一緒に考えていく事が「配慮」だと思います。
「配慮」が出来ると、仮に全部できなくても、ある程度までは出来ることが分かります。
この他にも、セルフケアの基本部分や、講演会の参加者にしかお見せできない限定動画も視聴いただきました。
また、2022年1月22日より第二期「セルフケア支援マスター(初級編)」を開催します。
こちらの概要については後日HP上にもアップしてまいります。
改めまして、ご参加いただいた皆さま有り難うございました。
今後とも当協会をよろしくお願いします。