一般社団法人サービス管理責任者協会事務局です。

9月11日（土）に第6回オンライン講演会『セルフケア支援マスターへの道（入門編）』を開催しました。
今回の講演会には、約40名の会員の方にご参加をいただきました。

冒頭では、当協会の代表理事である亀山理事よりご挨拶をいただきました。

亀山理事からは、嬉しいニュースとして会員数が500名を突破したことを皆様にお伝えさせていただきました。

その後、今回の講師である４ｂｕｎｎｎｏ３.ｃｏｍ（よんぶんのさんどっとこむ）　就労定着デザイナー　北村 尚弘 氏によるセルフケアについてのお話をいただきました。

ここで、講演会の中で出てきた質問について、何点かご紹介させていただきます。

Q1：支援者側にもそれぞれ癖があり支援の在り方が一律ではありません。よって利用者側にも好む好まざるが出てきます。経歴の長い方の意見が通ってしまう業界なので改善したいのですがどうしたら良いでしょうか？

A1：経験があることはいい事ですが、どう体系づけていくかが今後は必要な時代に入っていくと考えます。そうでないとスキルのある人ばかりが忙しくなり、周りの人は忙しいフリをしてしまう、上司の方が帰れないと部下も帰れないという変な習慣ばかりが残ってしまうとので、全員が戦力化出来る仕組み作りが取り入れる事がこの業界に求められる事であり、遅れている事だと思います。

Q2：習慣化するために、セルフケアのチェックをシート等を作って、毎日行うようにするのはどうかと思ったのですが、そういったことは可能でしょうか。研修に参加することができたらと思うのですが、まだ予定がわからないので、もしそういったシートへの記入を習慣づけることなども一つの方法ならアドバイスをいただきたいです。

A2：セルフケアシートを作成して毎日使いながら、まずは朝の段階で、ご本人がセルフチェックをしていただき、チェックが終わった段階で報告をしていただきます。報告を聞いた後（約1分）に、一つだけ質問を投げかけます。その後、今後の行動をヒアリングするのを1セットとします。シートを使いながら、毎日行い習慣化し、出てくる課題を一緒に解決していくという事が大事になります。

この他にも、セルフケアの基本部分や、講演会の参加者にしかお見せできない限定動画も視聴いただきました。

改めまして、ご参加いただいた皆さま有り難うございました。
今後とも当協会をよろしくお願いします。