第一回全国サビ管交流会(B型事業所編)を開催しました
こんにちは。
一般社団法人サービス管理責任者協会事務局です。
4月24日(土)に第一回全国サビ管交流会(B型事業所編)を開催しました。
今回の交流会は、全国でサービス管理責任者として働いている皆さまがオンライン上で交流しました。
冒頭では、当協会の代表理事である亀山理事よりご挨拶をいただきました。
前回の講演会で講師をされた小西講師をお招きし、事務局の担当者と講師で交流会の進行を行いました。
ここで、交流会の中で出てきた質問について、何点かご紹介させていただきます。
Q1:サービス管理責任者の方が利用者獲得に向けて営業する際に注意する点を教えていただけますでしょうか?
A1:利用したい方がいたらジャッジせずに引き受けるって事ではないでしょうか。事業所の特徴に利用者さんが合わないから受け入れませんって事ではなく、受け入れるって事が仕事なんだよって全体に周知することが大事だと思います。
Q2:利用者さん同士のトラブルなどやアクシデントが発生した際の対処方法を教えていただけますでしょうか?
A2:利用者さんにとって、最善の方法を模索して提案をしてみたり、同じ障がいをお持ちの方でグループ分けをしないことでトラブル回避に繋がるかと思います。アクシデント(移動中の事故等)に対しては弁護士特約がついている事業所保険に入る事が大事だと思います。何かトラブルに発生した際に、弁護士特約を利用して事業所やサビ管が対応するのではなく、弁護士を間に挟む事がいいかと思います。
Q3:サービス管理責任者の立場として、運営面や売上面についてどの程度意識したほうがよろしいのでしょうか?
A3:就労系でサビ管の負担が重いと感じるのは、利用者の獲得・支援の他に、売上や仕事を持ってくるところまでフォーカスすると業務内容としては大変ではないかと思います。仕事を持ってくる部分はオーナーにまかせて、サビ管が行う業務はしっかり行う、と業務を分けて進めていく事で安定的な経営や運用ができるのではないでしょうか。売上の責任については考えないけれども、利用者さんのモチベーションを上げたり、体調管理などはサビ管の業務としてしっかり行う事がいいと思います。
この他にも、B型事業所のあり方や利用者さんのステップアップ(B型から就労移行、障がい者枠での就職)についてなど地域ごとに考え方や作業内容の違いをお聞きする事ができました!
次回は5月末に準会員(サビ管を目指している方)向けの講演会を計画しています。
改めまして、ご参加いただいた皆さま有り難うございました。
今後とも当協会をよろしくお願いします。